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イベント前の恐ろしく忙しい時期にクリアしていたのですが、感想書いたやつを見つけたので、今更ですがのっけてみる。
実は、2。が個人的にはものたりなくて(笑)
3は別にいいや・・・とか思っていたのですが。ゲオでお安くなってたのでご購入した流れでございました。
今思うと、2、ストーリー的にかなりイイのですが、選択肢によるストーリー分岐が結構わかりやすくて、さっくさっくと全エンディング制覇しちゃったんだよなぁ。
その少し前に超大作の「街~運命の交差点~」をプレイしていたりしたから、余計にそう思ったんだど思うんですが、ゲーム的にものたりなかった。っていうちょいとわがままな自分でした。
で、×3。単独で買っても1のシュプール編。2のわらべ歌編が収録されているので、大きな物語の流れをみるならば、OKですね。
ただ、いろいろなエンディングへの分岐や別シナリオも面白いのでぜひ、1と2とプレイしてみてほしいなぁ。なーんて思っていたりします(笑)
そんなわけで、1、2前提の3。
今までとちがって、複数主人公なのが面白いところ。香山さんと、透、俊夫さん、啓子ちゃんの4人。
最初に選べるのは香山さんだけで、シナリオを進めていくうちに透や、俊夫さん。啓子ちゃんが選べるようになります。
街と同じザッピングシステムなのが個人的にうれしかったです。それぞれの話が他の人に影響していく流れというのがすごく、楽しいのですよ。
特にも街の場合はそれぞれ人別に違う話が進んでいて、そのあちこちにその、主人公たちが選んだ選択肢が別の主人公のシナリオに影響していく。という形だったのですが。
今回は、同じ流れのストーリーをそれぞれ別角度で見る。という、面白い形でした。いままで透(主人公)視点でしか語られなかった、かまいたちの夜なんですが、香山さんからみたらこうで。俊夫さんからみたらこうで。啓子ちゃんからみたら・・・っていうのがまたおもしろい。
そんなわけで、ネタバレするほどしない程度に感想を。
・真相編。
完結に導くまでが自分的におそろしく大変でした・・・!こんなにてこずるとは・・・油断してました。たとえていうなら、答えはわかっているのに数式がうまく出せない応用問題みたいなイメージです。
とにかく、苦労して正解の選択肢を導きだして、犯人を追及し、全員無事な方向に持っていくと完結なわけです。
本当にハッピーエンドで・・・もうーもう。感動しました。
・最初に選べるのは香山さん。とりあえず、推理にはある事情で参加不可なんですが、その香山さん視点の出来事がおかしくて、おかしくて!!今回は香山さんがメイン主人公と考えていいかと思いますよ。
ええ、推理には参加できないんですが(笑)
・次に選べるのは透。さすが推理担当。なんていうか最初から見取り図が出てきたり、いつもの透というか、安心するわけですよ。かまいたちの夜だ~って。先にも言いましたが、他のキャラからみて透ってどんなやつ?みたいなこともわかるので。面白いですよ。この人、なんにでも興味津々で入ってくるのね!とか。たしかになぁ・・・おせっかいだよね(笑)
・その次は俊夫さん。2でいろいろあってかなりの脇役だった彼は3でとにかくおちぶれていて笑いました。おまえだめだめだな!みたいな。とにかく、西部劇みたいなBGMとともに哀愁漂う俊夫さんが・・・難関でした。
好きなキャラだからどうのじゃなくて・・・こいつを導くのに苦労したんだよっ!!もう、好き(笑)
・最後は啓子ちゃん。恋する乙女。とにかく、女性的なところがいいです。自分が興味ないことは結構聞き流しているとか(笑)あとは、演出が面白いことですか。なんかとにかくコミカル。ふわふわな音楽で和む。食欲旺盛なのでなんか見てるとおなかがすく(笑)
推理とかあんまり関係なさそうにして、一番先に犯人までたどり着いたのは彼女でした(自分の場合)
・番外編。
一通りクリアするとできるちょっとえっちな番外編。おもしろかったですよ。一度まるっとやってみてから、もう一度読んでみると、いろいろ知ってる香山さんとか、ああだからか!!と納得できるいろいろがわかって笑。
なにげに変にアニメ調なのがおかしいです。
まさか、またダンジョンに行くことができるとは!おまけ的な番外編は楽しくてしかたがありませんでした。
そうそう、透はショタ属性らしい(笑)
・犯人編。
完結にたどり着けないと、どんどん人が死んでいくわけですが、それが実際どうなっていたんでしょ?ってのがわかる犯人編。
それこそ、バットエンド(終)を繰り返すうちに、この犯人は一体だれなんだ?ってのを推理、想像しながら読み込んでいくわけですよね。あの人かな?それともこの人?どうなのかな?って具合に。
自分はその想像をすべてひっくり返されたのでした。
表現しにくいけども、すごく気持ちの良い犯人編。
ああ、そうなんだ!!そうだったんだ!って、いろんな複線がつながったときの爽快感ってやつですね。
圧巻。
そういうわけで、とてもオススメな「かまいたちの夜×3」でした☆